新規採用職員の研修を行いました
4月1日(火)~4月4日(金)、令和7年度新規採用職員2名を対象に、研修会を開催しました。
初日にオリエンテーションを受けた後、4月2日(水)は現地研修に行きました。
最初は工事現場の見学に行きました。

ため池の現場見学

ほ場整備の現場見学
現場見学の後は実践です。
まず、水準測量を行いました。
レベルを用いた水準測量では、三脚を水平にする方法や標尺(スタッフ)の立て方から読み方までの方法の説明を受けました。
「レベルでピントを合わせたり、スタッフの値を読んだり難しかった」ようですが、レベルを触ったことがないわりには、高い精度の測量が出来ていたと思います。

三脚の据え方を学ぶ
次に、ドローンの飛行練習をしました。

ドローンの飛行練習
「こわい、こわい」と言いながら、高い高度まで飛ばして、地上を撮影することができました。
どうやら、研修の中でドローン操作が一番楽しかったようです!
現場研修の最後は、被害報告アプリの操作です。
実際の災害現場に行き、アプリを使って写真撮影と被害額算定を行いました。
被害額算定は目視で延長や高さを判断する必要がありますが、災害査定の測量値と大きな誤差が無い数値を自分で判断して入力することができました。

被害報告アプリを使った調査
4月3日(水)は、パソコン操作の研修です。
前日レベルで計測した、水準測量の測量記録をExcelで入力する様式の作成などをしました。
知らない機能や関数などを多く学びました。
一番難しかったのはCADによる図面作成です。
時間はかかりましたが、線を引いたり、寸法を入れたり、平均断面法で数量を算出するなどして、無事に1枚の図面を作成することが出来ました。

作成した図面
研修最終日4月4日(金)は、ビジネスマナー研修です。
「名刺の受け取り方や礼の角度を知ることができて良かった」という感想が聞かれました。
4日間の研修でたくさんのことを聞き、なかなか覚えられなかったと思いますが、今後も業務に携わりながら少しずつ学んでいってくれると嬉しいです。