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2025.02.14
ベテランから若手へ技術の伝承!土地改良専門技術者による若手実務研修会を開催しました
2月7日(金)、若年職員を対象に、県と当会合同による実務研修会を開催しました。
今回は、土地改良専門技術者が講師です。
土地改良専門技術者は、農用地の改良、開発、保全又は集団化に関する専門的知識を有する技術者で、経験豊富な方たちです。
ベテラン技術者が長年培ってきた技術やノウハウを若手職員へ伝える研修で、参加者は5つのテーマから希望する研修を選択しました。
研修の状況写真と一緒に各研修を紹介します。
① 業務成果品チェック
ほ場整備とため池整備の業務成果品チェックのポイントを学びました。

① 業務成果品チェック
② ため池の構造計算
土質、計算基礎、堤体構造、ため池設計を学びました。

② ため池の構造計算
③ 土地改良事業の流れ
ほ場整備事業の流れを学んだあと、色鉛筆を使ってほ場整備の構想図を作成しました。

③ 土地改良事業の流れ

③ 土地改良事業の流れ(参加者が作成した構想図)
④ ほ場整備の基礎
水理計算や設計のほか、現場を見て、ほ場整備の基礎を学びました。

④ ほ場整備の基礎

④ ほ場整備の基礎(現場)
⑤ 監督・説明・交渉
監督ポイント、説明の仕方、交渉の留意点を学びました。

⑤ 監督・説明・交渉
以上、5つの研修をご紹介しました。
ベテランを講師とした若手研修は初めての試みでしたが、通常の研修では聞けない、実務ノウハウが学べたのではないでしょうか。
今後もNN技術の伝承のため、様々な研修を行っていきます。