社会インフラテック2024のセミナーで「やまぐち農業農村に関するインフラ総合管理データベース」の登壇をしました
12月5日(木)、東京ビッグサイトで開催された「社会インフラテック2024 第7回インフラ維持管理・老朽化対策総合展」のセミナーで、登壇をさせていただきました。
登壇では「第7回インフラメンテナンス大賞」において農林水産大臣賞を受賞した「やまぐち農業農村に関するインフラ総合管理データベース」を紹介させていただきました。
タイトルは「やまぐち農業農村DX デジタル活用によるインフラメンテナンスサイクルの構築」です。
登壇で使用したスライドとともに、説明内容の一部を紹介します。
今回は主に「災害調査アプリ」を説明しました。
頻繁化・激甚化する災害の対応に困難な状況がありました。
そのため、「災害調査アプリ」を開発しました。
アプリはタブレットやスマホを使って、被害箇所、被害写真、被害額を登録し、関係者で情報を共有できます。
災害の被害額算定では、目視による延長と高さを入れるだけで被害額を算定できます。
「石川県能登半島地震」ではタブレットとともに山口県の農業土木職員を派遣しました。
石川では、通信障害エリアでの災害もありましたが、オフライン作業可能なため、着実に調査を行えました。
また、総合管理データベースについては、「ため池データベース」、「その他データベース(農地情報システムなど)」、「ynn報告アプリ(多面・中山間活動日誌など)」の3つを紹介しました。
今後の目標は、これらのアプリやデータベースを繋ぎ合わせ、インフラメンテナンスのサイクルを構築することです。
維持管理、計画調査、実施、データ蓄積のサイクルをつくり、やまぐち農業農村DXを実現します。
そのため、データ蓄積や人材育成、機能の改善や拡大を進めていきます。
以上、登壇した内容の一部を紹介させていただきました。
イベント開催期間中は、事務局や登壇者、展示ブースの方などと交流する機会もあり、有意義なセミナーとなりました。
今後も全国に向けて、継続的に発信していきます。